火曜日, 3月 19th, 2019

2009年の3月、草野球チームのチームメイト達とアメリカに行きました。野球の世界大会であるワールドベースボールクラシックの第二回大会が開催されており、その準決勝の試合観戦と、メジャーリーグ球団のテキサスレンジャーズの春キャンプの見学のために約一週間滞在しました。前半はテキサス州のサプライズやフェニックスという街でアメリカ野球の観戦を行い、後半はカリフォルニア州ロサンゼルスで観光とドジャースタジアムでWBCの準決勝観戦を行いました。

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最初のテキサス州では、サプライズやフェニックスにある各球場を訪れ、春キャンプの練習や練習試合などを2日間ほどかけて見学しました。その間アメリカで有名なウォルマートなどで買い物をしました。最初の夜の食事はリブカットステーキを食べましたが、赤身中心ですごく美味しかった記憶があります。昼間は基本的にスタジアムのホットドッグを食べました。2日目の夜は日本料理店ですき焼きを食べました。基本的にどれもサイズが大きく、一人前で十分満腹になりました。味も美味しかったので、帰国後少し太ってしまいました。3日目以降はカリフォルニア州に移動し、ハリウッドやサンタモニカビーチなどの観光を中心に、色々な場所を訪れました。あえてアメリカの吉野家に行ってみましたが、あまり違いは無かったように記憶しています。

野球が基本的な目的なので、やはり本場アメリカのベースボールを自分の目で見る事が出来た事が非常に嬉しかったです。春キャンプはまだ選手がそれほどピリピリしていなかったので、サインを貰えるチャンスが多く、沢山の選手からサインをもらう事が出来ました。中でも、当時人気選手であったジョシュ・ハミルトン選手からサインを頂けた事は非常に嬉しかったです。それと、もう一つ嬉しかったのが、テキサス州で基本的にアメリカのベースボールを見学していましたが、たまたまWBCの日本代表が私達の目の前に訪れ、日本代表の練習を間近で見る事が出来たのは予期していなかった分嬉しかったです。流石に日本代表となると警備が厳しくてサインなどは貰えませんでしたが、元ヤクルトの岩村選手はファンサービスが良く、写真やサインに自ら応えており、私もサインを貰えて嬉しかったです。

観光でいうと、まずテキサス州を飛行機から覗いた時に、広大な荒野が広がっており、ゲームやテレビでしか見た事の無い光景が広がっていたことにとても驚きました。日本には無いものを見る事が出来るというのが海外旅行の醍醐味だと感じます。 まず戸惑ったのが、ティシュペーパーが硬いという事でした。鼻がかみにくく、辛かったです。トイレットペーパーも硬いので、最初に泊まったホテルではトイレを詰まらせてしまいました。
もう一つアメリカの怖さを味わったエピソードとして、ハリウッドに行った際に、目の前で露出狂が逮捕された事です。私達の前をゆっくりと横切ったのですが、よく見るとパンツを膝まで降ろしており。不穏な空気が漂った刹那。後ろから警察官が現れ、そのまま逮捕されていました。こういう事は珍しく無いようで、同行した草野球チームの監督は、過去何回もアメリカに行ったが、銀行強盗を二回見た事があると言っていたのを聞いて、アメリカは恐ろしい場所だと思いました。添乗した旅行会社からも、夜は絶対に一人で出歩かないように言われていたので、本当に治安が悪いのだと感じました。

最後に残念だったのが、WBCの準決勝のチケットはあったのですが、日本の勝ち上がりの問題で、私達は日本戦ではなく、韓国対ベネズエラ戦を観戦する事になってしまったことが、一番悲しかったです。とは言え、アメリカ旅行は非常に楽しく、かけがえのない思い出になりました。