3月 29th, 2019

今年の1月終わりに母とホリデー 日帰り旅行に行きました。バスに揺られて色々連れて行かれる旅行は楽ですが、好きな場所に行けなかったことは少し残念でした。そして、念願だったニューヨークへも行ってきました私は2年間ほどニューヨークへ留学をしていたこともあり色々と知識はあった為、以前から興味があったけど怖くて1人では行けないという母のために一緒に行くことになりました。1番の目的は観光ですが、その他に留学中にお世話になった方々への挨拶と母を紹介したいという気持ちがありました。日数は中9日間と時間に余裕を持たせての旅行でした。宿泊したホテルは34stヘラルドスクエアにある比較的こじんまりとしたホテルです。

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今回は自分が留学していたということもあり、一切オプショナルツアーには参加せずに私がよく行っていた場所やオススメの穴場スポットを紹介するような旅行でした。今回は特に食事に焦点を合わせ、アメリカンフード、チャイニーズフード、タイフード、ハラルフード、メキシカンフード、コリアンフードなどなど多国籍料理を楽しむ事が出来るニューヨークならではの食べ歩きをしました。

その中でも母親に一番喜ばれたのは本場ニューヨークのニューヨークステーキでした。本来であれば、超有名店でもあるピータールーガーやウルフギャングといったステーキハウスを選ぶのですが、事前予約が必要だったり人が多すぎて集中できないという事も考えて全く別のステーキハウスへ行きました。肉のボリュームとサイドメニューの多さに驚いており、さすがに全部食べ切ることはできませんでしたが、アップルパイにバニラアイスをトッピングしたデザートはおいしい!と笑顔で食べていました。

一番楽しかったのは、留学中にお世話になった人たちへの挨拶回りです。母がどうしても皆さんにあってみたいという事だったので、何人かに連絡を取り実際に会い意気投合をして食事に行ったりと楽しい時間を過ごす事ができました。しかも、みんなが、本当に暖かく迎え入れてくれたおかげで母もとても感動してニューヨークは怖い場所だと思っていたけど印象が変わった、とまで言ってくれた事には嬉しかったです。そして、行く先々で日本から来たというと話が弾むのが面白かったです。

アメリカ人にとって日本は非常に興味深い国のようで文化のことや食べ物の事など毎回母と一緒に教えてあげたりするシーンがありました。私が留学中はあまりそういった事がなかった為、注目されているのだなと改めて実感させられた瞬間でもありました。9日間も宿泊すると母も次第にニューヨークの土地勘やどこまでどの駅のどの線を使えば行けるという事が分かってきていたのには正直驚きました。

怖かった出来事が2つあり、1つ目はタクシーでした。私が留学する為にニューヨークへ行き空港へ到着し外へ出た時に1度タクシー運転手らしき人にどこへ行きたいか聞かれ、急にスーツケースを運ぶから着いてこいと言われ最終的に目的地へ連れていってくれたのですが、その料金が通常の倍近く要求され払えないとボスに言わないといけないし、下ろす事ができないという経験をした事がありました。案の定、外へ出るといかにも怪しいドライバーが数多く旅行客を出待ちしていて何も変わっていませんでした。すでに留学から3年近く経っていましたが、もし自分が何も知らなければ同じ事が起きていたかもしれません。今思うと少し危険ではありました。

2つ目は夜の地下鉄です。今でこそニューヨークの地下鉄は安全になったと言われていますが、それでも夜23時以降に電車に乗るのは安全とは言えません。私たちが電車に乗っていた時も明らかにドラッグでハイになっているホームレスのような風貌の客が乗ってきて別の乗客に絡んでいるという事がありました。もちろん現地の方もわかっているので、ひとりの時はちゃんと時間を選んで利用しています。

3月 28th, 2019

大学三年生の夏休みに、ロサンゼルス、サンフランシスコに三週間ほど行きました。同行者は、当時中学生二年生の弟が1人でした。宿は、取らずに行きました。元々勧めてくれた友達がバックパッカーの様な形で行っており、航空券だけでも行けるのかな?と思っていました。結果的にどうにかなりましたが、最初の旅行くらいは、宿をとっておいた方が無難です。また、クレジットカードを持っていなかったのも大変でした。

ツアーなどの申し込みはしませんでしたが、単独で観光地にはいくつか行きました。現地のユニバーサルスタジオ、ハリウッド大通り~ヴァイン通りのウォークオブフェイム、サンタモニカ、メルローズ通り、ロングビーチ、ビバリーヒルズ、ロデオドライブ、などなどあげればキリがないです。宿は、ダウンタウンに殆ど泊まりました。今もあるか分かりませんが、DAIMARUホテルや中国屋ホテルは思い出です。

食事に関しては基本は外食です。記憶に残っているのは、チャイナタウンのチャーハンです。量が多いので、テイクアウトして、2食分位にしていました。コスパがかなり良かったです。食にはそれほどこだわっていないので、チャイニーズでテイクアウトしたごはんものを何度か食べて過ごしていました。飲み物も大きなペットボトルを購入して、弟と分けたりスーパーでフルーツを買って、デザートにしていました。

サンフランシスコでは、ヘイトアシュベリーが大変思い出深いです。フォトスポットも多いのですが、危険な場所もあるので気を付けて楽しんだ方がいいと思います。音楽が好きな方はぜひ訪れて欲しいです。

旅行中に一番楽しかった思い出は、やはりドミトリーのホテルに泊まった時に出会った友達です。それも外人では無く、同じような形で旅に来ていた日本人が多かったです。未だに、20年近く経っても友達で、帰国後も頻繁に遊んでいます。

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他には、メリローズ通りは楽しかったです。日本で言う原宿に近いのですが、洋服や色々なアイテムを買いました。今は情報が流通しているので、あまり目新しさは感じないと思いますが、当時は、何もかも新鮮でした。

ダウンタウンでは、拳銃を打ちに行きました。これも初めての経験で楽しかったです。海に関しては、ロングビーチよりもサンタモニカの方が楽しかったです。海沿いのスポットは映画などでも大変有名ですが、食事が美味しくて、尚且つショッピングスポットも近いので、全て歩いていけて、とても開放的な場所です。サンフランシスコのヘイトアシュベリーは好きなミュージシャンが沢山居て、サイケな雰囲気が気に入りました。

旅行中に一番失敗したのは、クレジットカードを持って行かなかった事です。海外はカード社会なので、ホテルの予約はカードが無いと出来ない所があります。今から考えると当たり前なのですが、何とか予約して泊まれたものの、毎回それでヒヤヒヤするのは嫌でした。だからと言って現金をたくさん持ち歩くのも怖いのでこまめにATMを探して降ろしながら旅をしていました。

また、ダウンタウンで拳銃を打ちに行く時に、宿で知り合った何名かで行ったのですが、宿の支配人から絶対に行っては行けないという危険地域を歩いて行く事がありました。この地域は大変怖かったです。道端にホームレスやギャングが座っており、じろじろ見てくる為、振り返る事が出来ませんでした。やはり、地元の人が行ってはいけないという場所には絶対に行ってはいけません。たまたま何もなかったですが、気をつけた方が良いと思います。

後は、メルローズに居た時に、カフェにいると、お香を売りつけてくるインド系の人が居ました。適当にあしらったのですが、カフェの入り口で数人が待ち構えていて怖かったです。これは防ぎようが無いですが、しらんぷりするかはっきり断るようにした方が良いです。

3月 26th, 2019

もともと鉄道旅行が好きで国内の色々な路線に乗っていたのですが、海外進出も始めました。2018年のゴールデンウィークにはアメリカの大陸横断鉄道に乗ってきました。シカゴからサンフランシスコまでのカリフォルニアゼファー号を一人で利用しました。アメリカですのでその通りにいくか運次第なのですが、時刻表どおりに動けば52時間、2泊3日の旅になります。途中ロッキー山脈を越える旅になるので、アメリカの雄大な景色を車窓からのんびりみたいと思って出かけてきました。

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列車には寝台車と座席車が連結されています。寝台車も2人用のものと最大4人まで利用できる大きな部屋のタイプがありました。2人用の寝台車は1人での利用も可能です。2人で利用する場合は二段ベッドの形になります。部屋としてはそんなに大きくはないですので、1人で2人用を利用したほうが余裕を持って過ごすことができます。ただし、窓は片面になりますので、部屋からは常に片方の景色しか見ることができません。

寝台車を利用している人専用のシャワーもあります。もう日本ではほとんどなくなりましたが、日本で走っている寝台列車についているのと同じようなシャワーです。食事は寝台車を利用している人は、朝昼晩の食堂車が無料で利用できます。無料、というか料金に含まれていると考えたほうがいいかもしれません。夜は係りの人が希望時間を聞きに来てくれます。ビーフかチキンがメインの料理でした。どちらも食べましたがビーフのほうがお勧めです。

何より、日本では見られないような雄大な景色を堪能できたことには感動しました。しかも、日本ではゴールデンウィークでもあちらでは普通の日ですので、日本円にして6万円くらいで予約ができました。国内では2泊3日も寝台列車で移動しようと思うと、豪華列車の旅しかありませんし、それに比べればだいぶお得なのではないでしょうか。シカゴから出発すると、初日はほとんど平地を移動することになります。

これも素晴らしいのですが、やはりハイライトはロッキー山脈です。山をゆっくりと越えていく中で野生の鹿を見かけることもありました。途中ネバダ州では荒地を移動しましたし、そこに沈んでいく夕日も思い出に残っています。列車に乗って窓から景色を眺めながら、ゆっくりと食事をする機会も日本ではほとんどありませんので、非常に楽しい経験になりました。

食事の際は相席になりますのでコミュニケーションも必要です。ちょうど小さな子連れのお母さんと一緒になりましたので、子どものために折鶴を折ってあげたら喜んでいました。一緒に折ったり、おりがみも何枚か分けてあげてあげたら子供がおやつのチョコレートを分けてくれたのもうれしかったです。もう少し英語力があればもっと楽しめたのに、と思いました。わざわざシカゴからサンフランシスコまでを列車で時間をかけて移動しようと考えるような人たちなので、どちらかというと時間を気にしていない、高齢な方が多かったです。大人の会話になりますと、時事問題などニュースに出てくるような話題が英語で振られてきます。多少の英語力には自信があったのですが、やはり本格的な話になると何を話しているのかがうまく理解することができずに困りました。

食堂車での会話も旅の楽しみの一つでしたので、もっと自分に英語の力があれば、充実した旅行になったのではないかと感じています。それでも同席下人とはその後車内で出会ったときに簡単な挨拶を交わすことができましたし、基本的にみなさんフレンドリーな方ばかりで助かりました。2泊3日ありますので、挨拶の返事のパターンも複数知っていたほうが便利だとも思いました。しっかりと英語を勉強しなおして、もう一度乗ってみたいと考えています。

3月 20th, 2019

夏休みに家族3人(夫婦と子供)でアメリカのシアトルに行ってきました。行く事になった理由は会社から補助金が出る為、せっかくなのでどこか海外にでも行こうかということになりました。何故シアトルにしたかというと、程よく近いからです。飛行機に長時間乗っていると大変疲れるのでこれ以上遠方は嫌でした。シアトルに行く事になった大きな理由は、主人がボーイングや巨大な航空博物館が見たいと言ったからです。あとは、マウントレーニアで壮大な山を見ながら散策したかったからです。

我々はツアーには入らず、レンタカーを借りて観光してきました。観光場所は、シアトルの町のスターバックス1号店、パイクプレイスマーケット、航空博物館、スペースニードル、クリスタルマウンテンリゾート、マウントレーニアです。

スタバ1号店では人気のタンブラーをゲットしてきました。日本人は思ったより少なかったです。航空博物館は予想していたより広くて疲れました。その駐車場に隣接しているボーイングフィールド空港に離発着している飛行機等を永遠と眺めていました。写真撮影も間近で可能。邪魔するフェンスも無いので興奮して撮影していました。日本ではこのような場所はなかなか無いので、航空好きの人に是非教えてあげたいです。

ホテルはマリオットウオーターフロントホテルやクリスタルマウンテンリゾートのAlpine Inn、シアトルのヒルトンホテルに泊まりました。ヒルトンホテルの朝食の手作りオムレツが大変美味しかったです。夕食時ヒルトンホテルでサイドメニューのアスパラガスの焼きものを頼んだら、大きな皿いっぱいにアスパラガスが乗ってきたのには苦笑しました。もうお腹いっぱいの所にこれが来たので三人とも食べきれず、必死にお腹に流し込むだけでした。今思うと大変もったいなかったです。

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航空博物館では、本当に多くの種類の飛行機関係を見てきたのですが、中でも面白かったのは国際宇宙ステーションISSです。中で説明員の女性がお話をして下さるのですが、見学者は私の旦那も含めてなんと外人のおじいさんばかりでした。とても不思議に思いました。ISSはおじいさんにとても人気だと知ったのはこの時です。あと、二人乗りの小型フライトシミュレーターが有るのですが、これがまた動きが激しくて激しくて。天地ひっくり返っていて、シミュレーターに乗れずに外で見ている人たちは大爆笑していました。ど素人が運転するので物凄い変な動きになるのです。私も大笑いして、乗車以上の楽しみを味わってきました。

ハラハラドキドキし、心臓が飛び出そうになったことがあります。それは、子どもの体調が回復し午後マウントレーニアの散策に出かけたのですが、子供が勝手に一人でどんどん先に進んで行ってしまい、我々夫婦が目で確認できないところまで行ってしまったことです。我々は駐車場から出発したのですが散策路には多くの分かれ道が有り、道を一歩間違えると氷河の方に向かって行ってしまいます。最初子供は主人と一緒に歩いていたのに、後ろから私が追いついた時には子供の姿が見えず、慌てて悲鳴を上げました。

「どうして一緒にいないの!!」その時私はもう心配で心配で、駐車場に戻り子供の姿を確認するまでは心臓ドキドキもので生きた心地しませんでした。もし、子供が駐車場にいなければ、迷って氷河の方に一人で行ってしまったのではないかと。捜索願はどう出したら良いのだろう?と真剣に考えながら駐車場まで戻りました。そしたら、駐車場で一人で待っていてくれてた我が子を発見。その姿を見た時にはもう涙が出ました。何歳になっても見知らぬ場所では絶対離れて行動してはいけないと思いました。主人は「大丈夫だよー」の一言で終わりでしたが、海外では特に手を離すのは危険だと思いました。

3月 19th, 2019

2009年の3月、草野球チームのチームメイト達とアメリカに行きました。野球の世界大会であるワールドベースボールクラシックの第二回大会が開催されており、その準決勝の試合観戦と、メジャーリーグ球団のテキサスレンジャーズの春キャンプの見学のために約一週間滞在しました。前半はテキサス州のサプライズやフェニックスという街でアメリカ野球の観戦を行い、後半はカリフォルニア州ロサンゼルスで観光とドジャースタジアムでWBCの準決勝観戦を行いました。

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最初のテキサス州では、サプライズやフェニックスにある各球場を訪れ、春キャンプの練習や練習試合などを2日間ほどかけて見学しました。その間アメリカで有名なウォルマートなどで買い物をしました。最初の夜の食事はリブカットステーキを食べましたが、赤身中心ですごく美味しかった記憶があります。昼間は基本的にスタジアムのホットドッグを食べました。2日目の夜は日本料理店ですき焼きを食べました。基本的にどれもサイズが大きく、一人前で十分満腹になりました。味も美味しかったので、帰国後少し太ってしまいました。3日目以降はカリフォルニア州に移動し、ハリウッドやサンタモニカビーチなどの観光を中心に、色々な場所を訪れました。あえてアメリカの吉野家に行ってみましたが、あまり違いは無かったように記憶しています。

野球が基本的な目的なので、やはり本場アメリカのベースボールを自分の目で見る事が出来た事が非常に嬉しかったです。春キャンプはまだ選手がそれほどピリピリしていなかったので、サインを貰えるチャンスが多く、沢山の選手からサインをもらう事が出来ました。中でも、当時人気選手であったジョシュ・ハミルトン選手からサインを頂けた事は非常に嬉しかったです。それと、もう一つ嬉しかったのが、テキサス州で基本的にアメリカのベースボールを見学していましたが、たまたまWBCの日本代表が私達の目の前に訪れ、日本代表の練習を間近で見る事が出来たのは予期していなかった分嬉しかったです。流石に日本代表となると警備が厳しくてサインなどは貰えませんでしたが、元ヤクルトの岩村選手はファンサービスが良く、写真やサインに自ら応えており、私もサインを貰えて嬉しかったです。

観光でいうと、まずテキサス州を飛行機から覗いた時に、広大な荒野が広がっており、ゲームやテレビでしか見た事の無い光景が広がっていたことにとても驚きました。日本には無いものを見る事が出来るというのが海外旅行の醍醐味だと感じます。 まず戸惑ったのが、ティシュペーパーが硬いという事でした。鼻がかみにくく、辛かったです。トイレットペーパーも硬いので、最初に泊まったホテルではトイレを詰まらせてしまいました。
もう一つアメリカの怖さを味わったエピソードとして、ハリウッドに行った際に、目の前で露出狂が逮捕された事です。私達の前をゆっくりと横切ったのですが、よく見るとパンツを膝まで降ろしており。不穏な空気が漂った刹那。後ろから警察官が現れ、そのまま逮捕されていました。こういう事は珍しく無いようで、同行した草野球チームの監督は、過去何回もアメリカに行ったが、銀行強盗を二回見た事があると言っていたのを聞いて、アメリカは恐ろしい場所だと思いました。添乗した旅行会社からも、夜は絶対に一人で出歩かないように言われていたので、本当に治安が悪いのだと感じました。

最後に残念だったのが、WBCの準決勝のチケットはあったのですが、日本の勝ち上がりの問題で、私達は日本戦ではなく、韓国対ベネズエラ戦を観戦する事になってしまったことが、一番悲しかったです。とは言え、アメリカ旅行は非常に楽しく、かけがえのない思い出になりました。